引越しは業者によって色々なプランが準備されていますが、おおまかに見ると以下の3つのタイプに分けることができます。

エコノミー

荷造りは全て自分達で行い、業者には軽トラックか1トントラックの手配と運転手のみをお願いする節約タイプです。それ以外の人手は引越し主の方で用意します。平日の引越しだとさらに割安になりますが、3月~4月上旬の繁忙期は料金が割高になるので注意が必要です。梱包資材も自分達で準備することになりますが、ホームセンターに行けば比較的安く調達することができます。

スタンダード

大型家具などの特別な荷造りを輸送業者にまかせる一般的なタイプです。小さい荷物の荷造りと荷解きは自分達で行います。梱包資材は業者によっては用意してくれることもあります。一般的には2トントラック以上、引越し作業員は2人以上で、ファミリー向けを言えるでしょう。

スペシャル

輸送はもちろんのこと、荷造りや荷解きまで全て業者に任せるタイプです。引越し主は新居に移動するのみなので、引越しの荷造りなどの時間や労力が少なくて済みますが、それなりに費用がかかります。

また、上記のプラン以外でも、以下のようなオプションを準備している業者もあります。時と場合に合わせて活用したいですね。

・BS/CSテレビアンテナの取り外しと取り付け

・エアコン・暖房器具の取り外しと取り付け

・ハウスクリーニング

・不用品の引き取り

・車の運搬

・ピアノの運搬

・建物の完全養生

・新居の殺虫サービス

 

引越しにまつわる専門用語集

引越し業者と会話をしていたり、見積もり担当者の方と話しをしていると、普段あまり耳にしない言葉を聞くことがあります。話を良く理解するためにも、さらっと引越しの専門用語を見ておきましょう。

梱包 家具や家電を専用のシートに包んだり、ダンボールに荷物を詰めたりなど、引越し荷物を運べる状態にすることです。各種荷物が傷ついたり壊れないようにするために、そして荷物を持ちやすくするために行われます。
梱包資材 梱包に必要な材料です。ダンボールやガムテープ、ビニール紐、毛布、新聞紙などが該当します。
緩衝材 運搬中に荷物同士がぶつかり合って破損するのを防ぐために、間に挟める資材です。毛布やエアキャップ、新聞紙などが該当します。割れ物を詰めたダンボールや、トラック内の家具・家電の隙間などの詰めます。
開梱 梱包、または箱に詰められた荷物を、取り出すことです。新居に荷物が運ばれた後に行われる作業です。
養生 新居の壁やフローリングを傷つけないように、シートなどで覆うことです。引越し業者は専用の養生シートを持っており、壁や階段、エレベーターなどに貼り付けてから荷物の運搬を行います。
布団袋 布団を入れるための専用の袋です。防水加工が施されています。100円ショップでも売っているという話も聞いたことがあります。
ハンガーボックス 中に横棒が備え付けてある、高さ1メートルぐらいのボックスです。衣類をハンガーにかけたまま収納できます。
ハウスクリーニング 旧居、または新居の清掃です。不動産業者などは、専門の業者にハウスクリーニングを依頼しているケースがあります。
搬出 引越し荷物を、旧居からトラックまで運び出すことです。
搬入 引越し荷物を、トラックから新居まで運び入れることです。
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一人暮らしの電話のマナー

始めて引越し先で一人暮らしを始める場合、電話を取ったりするのは本人だけになります。固定電話を設置せずに携帯電話で済ませる方もいらっしゃると思いますが、それでも一人暮らしを始めると、何かと電話がかかってきたり、こちらからかけたりする機会が多くなるものです。

電話はお互い顔が見えないものだからこそ、相手に失礼にならないような「マナー」が大切です。以下に、電話のマナーについてのよくありがちなQ&Aについてまとめましたので、ご参考にして頂ければ幸いです。

電話をかけたが、本人が不在の場合

「じゃあいいです。」などとは言わずに、「○時頃にまたかけ直します」など、態度をはっきりさせましょう。

留守電にメッセージを残す時

できるだけ完結にまとめます。「○○です。××の件でお話があります。またかけ直します」と要件をはっきり伝えましょう。留守電は、誰に聴かれるかわかりません。重要なメッセージを残すのは避けましょう。

電話をかける時間帯

朝早い時間帯、そして夜遅い時間帯は相手にとって迷惑になります。親しい間柄でなければ、朝は9時前後から、夜は20時前後までの時間帯にかけるようにしましょう。

電話は何回ぐらいまで鳴らして良いか

早すぎると相手が電話を取れないかもしれませんし、長すぎるのもNGです。だいたい6回~8回ぐらいで出なかったら切りましょう。

電話を切るとき

最後の挨拶はあかるいトーンで話した方が、後味が良くなります。また、会話が終わってからすぐ切らずに、2~3秒待ってから切りましょう。