乾燥は美肌の大敵であり、一番注意しておきたいものですね。保湿のためのスキンケアはもちろんのこと、日常生活においても乾燥しないように心がけたいものです。

食事

肌の栄養を与えるのは、血液で運ばれる栄養素です。花も、根から栄養を与えなければ美しく咲いてくれません。化粧品からよりも、食べ物からの栄養のほうが、肌にとっては大切な栄養源になります。血液から栄養をもらって肌は細胞分裂し、その過程でセラミドなどのうるおい成分も生まれてきます。全ての栄養素をバランスよく摂ることが大切です。

部屋の湿度

エアコンは湿度を低下させ、肌の乾燥を招きます。夏冬問わず、エアコンの使用を最小限にしましょう。とくに冬場は濡れたタオルをかけておくなどして、部屋を上手に加湿しましょう。

運動

肌に与える栄養を運んでいるのは血液です。血行が悪い人はどうしても肌が乾燥し、またくすみやすくなります。血行を良くしようと半身浴などをする人も多いですが、お湯で外から温めても、血行が良くなるのはその時だけです。やはり自分の力で血をめぐらせなければなりません。

体の末梢の血液は筋肉の動きで流れているので、まずは運動が大切です。運動が不足している人は、ストレッチやウォーキングなど、簡単なことから始めていきましょう。

日焼け止め化粧品

配合されている紫外線散乱剤は、かぶれることの少ない日焼け止め効果のある成分ですが、乾燥を招きます。紫外線によるシミは、たいていの場合、頬骨の高い部分にできますので、日焼け止め化粧品はこの部分を中心につけるようにして、感想しやすい口元などは避けましょう。

パウダーファンデーション

粉は肌のうるおいを吸着します。粉おしろいも同様で、どうしても肌を乾燥させます。そのためリキッドやクリームタイプのファンデーションを使う人もいますが、30代くらいまでの人であれば、なるべくファンデーションはパウダーファンデーションのみとし、ファンデーションを塗る前の下地づくりで乾燥を防ぐようにしましょう。

免疫細胞の種類とその働きについて

お肌の真皮には、私達の体を守るための免疫システムが備わっています。この免疫システムを構成しているのが「免疫細胞」なのですが、免疫細胞はマクロファージ、リンパ球、肥満細胞、ランゲルハンス細胞、白血球から構成されています。それぞれの細胞の役割は以下の通りです。

マクロファージ

不要になった細胞や病原菌などを食べて処理してくれます。組織内の清掃屋さん的な役割を果たしております。

リンパ球

白血球の1種です。免疫グロブリンという抗体を作って、ウィルスなどの異物排除してくれます。血液中や組織中の中に潜んでいます。

肥満細胞

細胞表面にいくるかの抗体を付けて、抗原がくっ付くと破裂します。そして、細胞内からヒスタミンなどの炎症反応を起こす成分を放出します。

ランゲルハンス細胞

抗原を取り込んで、他の免疫細胞に伝達します。表皮内に存在しており、樹枝状の突起を持っている細胞です。

白血球

細菌や有害な微生物をやっつけて、排除してくれます。リンパ球、好中球など4種類あります。

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ほうれい線の原因について

ほうれい線が目立ち始めてくる第一の原因は、お肌のたるみです。

特にほっぺたのお肌がたるんでくると、ほうれい線が大きく目立ち始めてきます。

お肌のたるみは、筋肉の衰えが原因しています。

腕や足腰に筋肉があるように、顔のお肌にも表情筋という筋肉があります。

目元や口元、ほっぺの周りなども、普段私達は何気なく動かすことができますが、表情筋という筋肉によって動かせています。

この表情筋が衰えてくると、お肌がたるみ、ほうれい線が目立ち始めてくる原因になります。

また、ほうれい線はお肌のたるみ以外でも、紫外線や乾燥肌も原因してきます。

紫外線はシミやソバカスの原因でもありますが、お肌を傷つけてハリを奪い、たるみを促進してしまうことも考えられます。

なので紫外線対策は、出来るだけ行っておいたほうが良いと思います。

乾燥肌についてもお肌にダメージを与えやすく、ほうせい線を深める原因につながりますので、コラーゲンやプラセンタ配合の美容液などで十分にケアしたいですね。