メイク落としのお肌への負担は、私達が想像している以上に大きいものです。そこで、使用するときには「量はケチらずに使っている時間は、できるだけ短くすること」が大切ですね。

メイク落としは量が少ないと、肌をこすってしまったり、メイクアップ料として落としきれずに肌に残してしまう可能性が高くなります。

肌への摩擦はシミの原因になり、残ったメイクアップ料は油であるため、肌の上で酸化して過酸化脂質となり、肌を老化させる原因となります。

1度に使うメイク落としの量は、クリームタイプならサクランボくらいの大きさを、乳液タイプのようにドロっとしたものなら500円玉くらいの大きさを目安にしましょう。少し多めに使うように心がけます。

続いてメイク落としの使い方ですが、メイク落としは、顔の中でも皮膚が強い部分、額などを含むTゾーンからのせていきます。メイクアップ量と馴染ませたら、次に額などUゾーンにのばしてメイクアップ料となじませてから、ぬるま湯で洗い流します。

メイク落としを肌にのせている時間ができるだけ短くなるように、手早くメイクアップ料となじませて、なじんだらすぐに洗い流すようにしましょう。

メイクアップ料となじませるときは、指の腹でやさしく肌をさするようにしましょう。決して肌をゴシゴシとこすらないように注意します。

特に頬骨のあたりは力が入りやすく、摩擦によるシミができやすい部分なので、気をつけましょう。また、メイク落としで毛穴の汚れまでも落とせると思っている方もいらっしゃいますが、メイク落としはメイクアップ料を浮かせるのが目的の化粧品なので、毛穴の汚れを落とすことはできません。

メイク落としを洗い流したあと、べた付き感がある汚れが残っているからと言って、すすぎの回数を増やしたり、使うお湯の温度を高くしたりする必要はありません。かえって肌の乾燥を招いてしまいます。

メイク落としを使った後は洗顔をすることが基本なので、残った汚れはつぎの洗顔でキレイに落とすことができます。

お肌に良い食べ物

私達のお肌はターンオーバーを繰り返しており、約4週間ぐらいの周期で新しいお肌が表面に顔を出しています。古いお肌は角質として自然に剥がれていき、内側から新しいお肌が生まれてきています。

そしてこのお肌は、もともとは私達が食べている食物から栄養素を摂取して作り出しているものです。お肌にとって意味の無いもの、また良くないものばかり食べていれば、当然のことながら健やかなお肌が生まれてきません。

健康的で美しいお肌を作り出していくためには、お肌に良い食べ物を積極的に食べることが大切です。

まず、お肌に良い食べてものとして代表的なのが、ブロッコリーなどのビタミンCを多く含む食材です。ビタミンCはコラーゲンの生成を促し、お肌に弾力と潤いを与えてくれます。

また、ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜は、お肌の新陳代謝を活発にしてくれる働きがあります。

さらに、豆腐や納豆などの大豆製品は、ビタミンB2や良質なタンパク質を含んでいます。これはお肌の粘膜を保護して、免疫力のある肌にする効果があります。最近テレビでも話題になった「くるみ」や、ピーナッツ、アーモンドなどもお肌に良いビタミンが豊富に含まれています。

そして、もう1つ大切なのが、豚肉や鶏肉などのお肉類です。これらのお肉にはコラーゲンが多く含まれています。特に手羽先などはコラーゲンが豊富なことで知られており、女性にも人気ですね。

お肌に良い食べ物は色んな種類があり、これらをバランス良く食べていくことが大切です。美味しい調理法を見つけて、毎日楽しく食べていきたいですね。

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ニキビの原因と、ニキビができる場所の関係

一般的にニキビはTゾーンや鼻の頭、周りに出来ることが多いですが、人によってがアゴにできたり、フェイスラインや頬にできることもありますね。

なぜ、人によってニキビのできる場所が違うのか。これは、ニキビができる”原因”と大きな関係があるようです。

まず、Tゾーンや鼻にできるニキビです。これらの部分はもともと毛穴が多くて開きがちであり、皮脂に分泌も活発です。このため、時に成長期である中学生から高校生の時にニキビができやすく、思春期ニキビとか青春ニキビなどと呼ばれることもあります。

これらのニキビは大人になるにつれて無くなっていく傾向にありますが、酷い時はニキビ痕として残ってしまう恐れがあります。このため、朝晩は丁寧に洗顔をして、皮脂汚れを落とすようにしなければなりません。

また、なかなかニキビが治らなかったり、酷くなったりした場合は、一度皮膚科の医師に診てもらうようにしましょう。

続いて口の周りやアゴ、フェイスラインにできるニキビですが、これはストレスが原因だと言われています。私達はストレスが溜まると、アンドロゲンという男性ホルモンの割合が高くなります。

この男性ホルモンが優位に働くことによって皮脂に分泌が活発になり、ニキビを作ってしまうケースがあります。したがってこれらの部分にニキビが出来たときは、ストレスを溜めないようにすることと、栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠を心がけることが大切ですね。

大人になってくるニキビもすぐに消えれば良いのですが、なかなか治らないと痕になる危険性があります。このような場合は皮膚科の先生に、ちゃんと診てもらうようにしましょう。皮膚科などの医療機関では、ケミカルピーリングやビタミン誘導体によるケアが行われることもあります。