肌のためにカフェインを控える

2016年10月28日2017年1月5日

朝に１杯、お昼に１杯、午後の仕事に１杯・・・などのように１日に何度もコーヒーを飲む機会がある方は、意外と多いと思います。

お酒やタバコと違って、コーヒーにはダイエット効果もあり、体に悪いと思われない方も多いですが、カフェインは興奮剤であり、神経に影響を及ぼす薬のような役割もあります。

アメリカなどの喫茶店には必ずカフェインレスコーヒーがあるように、カフェインの取り過ぎは健康によくありません。そしてこれは、肌にとっても同じことが言えます。

カフェインを昼間に取りすぎると、夜間の睡眠にも影響すると言われています。睡眠中にしか再生されない肌であるだけに、肌のターンオーバーを妨げてしまい、老化を促進します。特に夜８時以降に飲むと、睡眠の質が下がると言われているので要注意です。

緑茶もカフェインを含んでいますが、ビタミンＣやカテキンなど、肌に良い成分が含まれているので、コーヒーよりもまだ良いです。ただし、体を冷やす作用もあるので、やはり飲み過ぎには注意したいですね。

肌のためにはコーヒーや緑茶は１日２杯までとし、あとはカフェインを含まないハーブティーにしてみると良いでしょう。

ハーブティーは、芳香植物であるハーブを使っていれるお茶です。昔からヨーロッパでは薬草茶として親しまれてきました。体にとっても役に立つ効能をもつハーブも多く、そのときの自分や家族の体調に合わせて、家庭でもハーブティーは取り入れられてきました。

最近では食用のハーブが手軽に手に入るので、薬効や香り、風味を楽しみながら、ハーブティーを生活に取り入れてみましょう。

その中でもローズヒップを使ったお茶はビタミンＣがとても豊富であり、肌にとっての効果も期待できます。

女性には、大量のカルシウムが必要です。

女性は思春期の少し手前ぐらいから、骨の形成活動が活発になります。このため、12～13歳ごろからはカルシウム摂取量をそれまで以上に増やすことが大切です。

そして、女性は25歳ぐらいを境にして、年に約1％の割合で骨量が現象していきます。その後年を重ねて閉経を迎えると、年に約2％の割合で骨量が減少していきます。

このため、女性は一生に渡って、カルシウムを多く摂取することが望まれます。

思春期から生理のあるうちは、1日1200mgのカルシウムを、閉経後は1日1500mgのカルシウムを摂取するのがベストだと言われています。

また、カルシウムを効率よく吸収するためには、必須ミネラルの１つであるマグネシウムも必要です。割合にすると、カルシウム2に対して、マグネシウム1です。マグネシウムを多く含む食品には、ナッツ類や玄米、酵母、小麦麦芽などが上げられます。

摂取したカルシウムを骨へ効率よく吸収させるためには、毎日のウォーキング以外にも、週に2回ほど少しきつめの運動を入れると良いです。自転車をこいだり、ウォーキングをジョギングに変えるだけでもＯＫです。カルシウムをいくら摂取しても、運動をしなでいると骨に吸着されずにそのまま排出されてしまうので、注意しましょう。

最後にもう１つ心がけておきたいのが、適度な日光を素肌に浴びることです。人は日光を浴びると体内でビタミンＤが合成されます。ビタミンＤはカルシウムの骨への吸着を助けて、骨の再合成を促進する働きがあります。腕や足などを利用して、1日15分程度、しっかり日光を浴びるようにしましょう。