化粧水を付けるときに、手で直接つけるのが良いか、それともコットンを使うべきなのか迷う場合があると思います。コットンでパッティングをすれば満遍なく化粧水を馴染ませることができそうですが、化粧水を付けるときは、手で行うのがベストです。

コットンでパッティングすると、お肌に少なからず負担をかけています。ふわふわのコットンでも水分を含ませることで、硬くなってしまうのが原因です。毎日コットンに化粧水と付けてポンポン叩いていれば、赤く炎症を起こしたり、シミの原因にも成り兼ねません。

また、化粧水や美容液を付ける時にお肌に十分に馴染ませようと思って、お肌をパンパンと叩く人もいますが、これもあまり良くないですね。お肌を叩いたからといって浸透が良くなるわけではありませんし、肌が引き締まったりするわけでもありません。そのように感じるだけです。

化粧水や美容液は、液を手に馴染ませてから、両手で優しく包み込むようにして浸透させていくのがベストです。

美容液や化粧液の正しいつけ方

1.化粧水や美容液を手に取る

化粧水、または美容液を手に取ります。美容液の場合は、10円玉ぐらいの大きさになるまで手に出します。

2.顔全体に馴染ませる

手に取った美容液や化粧水を手に馴染ませて、両手でほおを包み込むようにして馴染ませていきましょう。顔全体を優しく包み込むようにします。

3.指を使ってマッサージ感覚で馴染ませていく

次に中指と薬指を使って、顔の内側から外側へと馴染ませていきます。皮膚の薄い目元や口元は、やさしく押さえるようにして馴染ませましょう。鼻筋部分は上から下へと付けていきます。

4.フェイスラインを押し上げる

最後の仕上げに、目のまわりとフェイスラインを軽く指の腹で押さえて、化粧水や美容液を馴染ませます。

ファンデーションの付け方の工夫

ファンデーションは、塗るとか伸ばすとかいう表現がよく使われますが、本当は指先で辛くたたくようにして付けていくのが正しい付け方です。

顔の皮膚には、毛穴の細かな凹凸やシワなどがあります。塗るだけではキレイに仕上げることができません。

また、顔の中でも皮膚の薄い部分と厚い部分、乾燥しがちな部分とオイリーな部分、柔らかい部分と硬い部分などがあります。均一に塗りつけるのではなく、それぞれの場所に応じたつけ方をしましょう。仕上がりをキレイになりますし、メイクのもちも良くなります。

なお、余分に付いたファンデーションは、ティッシュで押さえるようにして取り除きましょう。

ファンデーションの付け方

1.基本の付け方は顔の中心から外側へ

ちょっと多いかなろ思うくらいの量のリキッドファンデーションを、手の甲に取ります。少なめだとムラが出てしまいます。指先につけたら、顔の中心から外側へ軽く叩きながら伸ばしていきます。

2.目のまわりは特に潤い重視で

目のまわりは乾燥しやすく、皮膚も薄い部分なので、薄くのばしていきます。指先に残ったファンデーションをのばすような感覚でOKです。乾燥肌の人は、乳液をファンデーションに混ぜて付けても良いでしょう。

3.頬の周辺はトントンつけてしっかり重ねづけを

頬の周辺は表情筋があまり動かないので、やや厚くつけても大丈夫です。シミやソバカスがある人は、特にしっかりカバーしましょう。つけたらティッシュで押さえ、さらに重ね付けすると自然に仕上がります。

4.生え際や首まで伸ばせば自然な仕上がりに

生え際や耳のまわり、あごの下、首にも自然にファンデーションをぼかしこみましょう。こうすると首から顔の色が自然につながって、素肌のような仕上がりになります。

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ベストなマスカラを選ぶ

マスカラは、その特徴を十分に活かすことができれば、どんなまつ毛の悩みも解消できます。ダマになったり、ひじき状にならないためにも、自前のまつ毛をランクアップさせる1本を選びたいものです。

○ボリュームタイプ

まつ毛を一回り太く仕上げるタイプです。液は粘土性が高いです。それがタップりと絡むように、ブラシは太く、密集しているものが多いのも特徴です。このタイプはまつ毛が長く、コシのない人にぴったりの1本です。毛の1本1本をキャッツして、しっかりとした太さへと導いてくれます。しっかりとした液なので、まつ毛同士がくっつきやすくなります。そのうえ、固まると剥がれにくくなるので、乾く前に何度もコーミングすることが大切です。

○ナチュラルタイプ

マスカラの基本となるタイプです。さらっとした液のため、素早く乾くものが多いです。ブラシは細いので、扱いはラクです。また、長さやボリュームを加えるというよりも、まつ毛にツヤを与え、カールを維持するためのものが多いです。マスカラが下まぶたににじみやすい人や、自然に仕上げたいまつ毛におすすめです。

○ロングラッシュタイプ

サラッとした液に繊維が入っているタイプと、ストレッチ性のある液を使用したタイプのふたつがあります。にじみにくく、速乾性も高いです。繊維が入っているものは、ブラシが細く、まつ毛にぴたりと密着します。このタイプは、まつ毛が短く、量も少ない人におすすめです。根元から一度塗り、毛先だけに塗り重ねると、すだれのように伸びます。ただし、繊維入りのものはコーミングしすぎると、せっかく絡んだ繊維が取れてしまうことがあるので、注意が必要です。