今や美容のキーワードにもなっているアンチエイジング。いつまでも若々しく保つことを目指す女性が、本当に増えています。そこでこのページでは、アンチエイジングの様々な成分についてまとめてみました。美容液などを購入する際のご参考になれば幸いです。

〇イソフラボン

野菜や果物に含まれている美容成分です。特に大豆に含まれているイソフラボンは、アンチエイジング成分として注目されています。保湿作用や美白作用も備えています。

〇アミノ酸

角質層内の水分を保つNMFの主成分です。肌内部で水分をしっかりと抱え込み、保水力も高めたりと、アンチエイジングに欠かせない「保湿」効果が高いです。

〇AHA

ピーリング効果がある成分です。蓄積した古い角質を剥がし、その後、新しい細胞を生み出そうとする力を与えます。

〇アルブチン

ホワイトニング対策に効果を発揮すると言われています。メラニン色素の精製にかかわる控訴「チロシナーゼ」の働きを抑制することで、メラニンが過剰に生まれるのを防ぎます。

〇アスタキサンチン

肌老化の元とも言われる「活性酸素」の悪影響をブロックする作用があるとして、近年注目されています。

〇コエンザイムQ10

細胞に必要なエネルギーの生成を助け、滞った代謝を活性化する作用がある成分です。ビタミンEの抗酸化作用を高める働きもあります。

〇ウコン葉エキス

チロシナーゼの阻害作用が高いことから、くすみやシミのケアなど、美白効果への期待が高まる注目の成分です。さらに、高い保湿力が評価され、早くも美容液等に用いられています。

〇コラーゲン

保湿に有効な成分です。最近では魚の皮部分から抽出・生成される海洋性コラーゲンが多く見受けられるようです。

〇ビタミンC誘導体

メラニンの生成を抑制すると共に、出来てしまったメラニンの還元も行います。ビタミンCを整った形に安定させたものです。

〇ヒアルロン酸

皮膚への浸透力が高く、多量の水分をキープできる保湿成分です。昔はニワトリのトサカから抽出されていましたが、今現在はバイオ技術により安定した生産が可能になりました。

肌がたるんでしまう原因

年齢と共に増えてくるお肌の悩みの1つに「たるみ」があげられます。一度たるんでしまったお肌は、なかなか元に戻ってくれません。

「昔はもっとハリのあるお肌だったのに・・」とため息をつきながら鏡を見ている方も、たくさんいらっしゃるかもしれません。

では、この厄介なたるみはどうして起きてくるのでしょうか。今回はお肌の「たるみ」の原因について見ていきましょう。

お肌のたるみの原因

肌のたるみの理由についてあれこれと語る方もいらっしゃいますが、一言で片付けてしまえば「加齢」が原因です。

私達のお肌は、外側から表皮、真皮、皮下組織の3つの層から成り立っています。そして皮下組織の内部には、脂肪組織と筋肉があります。

若い人のお肌は、皮膚内部での細胞分裂が活発に行われており、新陳代謝のサイクルも早いです。これにより、弾力性と柔軟性のあるお肌が保たれています。

しかし、人は20歳前半ぐらいから、少しずつお肌の新陳代謝も衰えてきます。さらに、エラスチンやコラーゲンという、お肌の真皮を支えるような役割を果たしている部分もゆるんでしまい、これがやがて「たるみ」になってきます。

エラスチンはコラーゲン線維をつなげるような役割を果たしているのですが、加齢と共にこれが切れたり、減少してしまいます。これがたるみの根本的な原因なのですね。

赤ちゃんのお肌はもちもち・ぷるぷるしていますが、この赤ちゃんのお肌にはコラーゲンやエラスチンがたっぷりと詰まっています。だからあんなにもぷるぷるしているのです。

また、もう1つたるみの原因として近年大きく取扱われているのが、紫外線です。紫外線を浴びるとシミやシワだけでなく、シワもできやすくなります。これもやがてはたるみの要因になってしまいます。

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ほうれい線を自分で改善する方法

ほうれい線は、30歳~50歳ぐらいの女性が悩み始める肌の変化の1つです。口の両わきに「ハ」の字のように大きく広がる線は、濃くなればなるほど老けてみられてしまいます。

知らず知らずのうちに深いほうれい線が出来てしまい、周囲から老けてみられるようになっ・・・と悩み始める方も現実にいらっしゃいます。

ほうれい線は、美容外科などの医療機関でも治療が行われていますが、これらは健康保険が基本的に適用外なので、多額の出費が必要になります。このため、出来れば自分が出来る範囲で改善していきたいですよね。

そこで今回は、ほうれい線を自分で改善する方法をまとめてみました。以下の3つが、大切なポイントになります。

1.保湿

夜、お風呂から上がった後。そして朝の洗顔後には、化粧水や美容液を使って、しっかりと保湿ケアを行いましょう。ほうれい線に直接染み込ませるようなイメージで、遠慮せずにたっぷりとつけていきます。また、たるみを持ち上げるようにして、軽くフェイシャルマッサージするのも効果的です。

2.エクササイズ

ほうれい線ができる原因は、顔の筋肉のたるみでもあります。このため、顔の筋肉を大きく使って、表情筋を鍛えることでほうれい線の改善につながります。「あ・い・う・え・お」と口を大きく開けて発音するだけでも、十分に顔にエクササイズとなります。その他、顔の筋肉を意識して、ちょっとした変顔をすることも有効です。

3.紫外線対策

紫外線は肌老化の根本的な原因であり、シワやたるみに悪影響を及ぼします。このため、日焼け止めをしっかり塗り、日差しが強い日は日傘や帽子を積極的に活用しましょう。