メイクを落として寝るときにちょっと気になってくるのが、「クレンジング(メイク落とし)の後には、必ず洗顔をするべきかどうか」という部分だと思います。

この答えは、使用してるメイク落としによって違ってきます。

メイク落としの説明書きに、「クレンジング後は、洗顔料で洗い流してください」と指示のあるものは、洗顔石鹸などを使って、洗顔する必要があります。

オイルタイプの化粧品は、オイル自体が肌に残りやすいです。なので、洗顔石鹸を使って、しっかり洗い流してあげる必要があります。

ただし、落ちた感じがしないからと言って、2度、3度と洗顔を行うのは禁物です。

なぜなら、お肌表面の皮脂が失われるだけでなく、角層の潤いまでもが抜けてしまうからです。

この状態になると、お肌はスカスカな状態になり、乾燥肌の原因になります。

洗うことは大切だけで、洗いすぎは良くない・・・。ちょっと難しいかもしれませんが、ぜひ注意しておきたいですね。

丁寧すぎるクレンジングはNG!

「1日のお肌の汚れをしっかり落とすために、メイク落とし(クレンジング)はしっかりやっています。」

もし、こんな考えをお持ちの方がおりましたら、それは要注意です。なぜなら、徹底的な洗顔は、逆にお肌を痛めてしまうからです。

通常、ファンデーションをつけた日は、洗顔の前にメイク落としが必要だと思います。ファンデーションは油性なので、洗顔料だけではきちんと落ちないからですね。

でも、メイク落としを過度に行ってしまうと、お肌の大切な成分まで損ねてしまう可能性があるので、出来ればお肌に優しいクリームタイプのメイク落としを利用したいですね。

メイク落としの強さと特徴

シート

界面活性剤を多く含むため、お肌への刺激が強いです。肌をこすることでシミの原因にも成りかねません。

リキッド・オイル

こちらも界面活性剤が多く含まれており、お肌への刺激が強いのが特徴です。

ジェル

透明なものは刺激が強いです。白色の乳化タイプなら、刺激は比較的弱くなります。

クリーム

肌にやさしく、バランスが良いです。

ミルク

低刺激ですが、水分が多いのが特徴です。ファンデーションとはあまり馴染みが良くないかもしれません。

クレンジングの時に気をつけたいこと

〇刺激が強いシートなどは使わずに、出切ればお肌に優しいクリームタイプのものを使いましょう。

〇力を入れてゴシゴシ擦らずに、手に素早く伸ばして馴染ませるようにして洗いましょう。

〇メイク落としの刺激は強いので、お肌に付けたままマッサージをしないようにしましょう。

〇洗顔の後は、タオルでやさしくふき取りましょう。ゴシゴシこすると肌荒れの原因になるので注意しましょう。

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去年使った化粧品や洗顔石鹸は、今年も使って大丈夫?

化粧品や洗顔石鹸は、実は「生もの」と一緒です。

なので、開封後は早めに使い切った方が良く、去年使ったものをまた使ういうのは、たとえ使えるとしてもおすすめ出来ません。

化粧品の賞味期限は、基本的に3年で、開封後は早めに使い切る必要があります。

化粧品は、使い始めると毎日キャップを開け閉めするので、指に付いていた雑菌や空気中のホコリが少なからず混入してしまいます。

また、直射日光のあたる窓辺に置いていたり、高温多湿な場所に置いておいたりすると、中身が変質してしまう恐れもあります。

特に、日焼け止めは夏に使うものですので、変身やすく、注意が必要となります。

このように、化粧品や洗顔石鹸は、開封したらワンシーズン中に使い切るように心がけたいですね。